THE VOICE|special interview:「映画にかける思い」映画業界に関わる著名人の方々に、さまざまな角度やテーマで映画にまつわるお話をしていただきます。/VOICE45 女優 中条あやみ・俳優 志尊淳・俳優 小関裕太【前編】

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「覆面バンドというコスプレ要素が、すごく楽しみでした(笑)」(中条)

― 「花とゆめ」で連載中の、とても少女コミックらしい原作の映画化ですが、出演が決まった際に感じたことを教えてください。

覆面系ノイズ (c)2017映画「覆面系ノイズ」製作委員会

志尊:

まず肝になるのは、漫画で描かれている音楽の躍動感だな、と。読者の方々の想像や妄想に負けないくらい、躍動感を出す意気込みがないと絶対にダメだな、と思いました

中条:

ニノ役は“歌”がとても大事な要素になるので、最初は不安もありました。でも覆面バンドというコスプレ要素が、すごく楽しみでした(笑)

小関:

原作は、知り合いの衣装さんをはじめ、妹やその周りの女の子も読んでみんな影響されていたんです。そんな憧れが詰まった作品に携わらせていただけるなんて、すごく嬉しかったですね!

「キーボードを買いにいき、練習して、勢い込んで撮影に臨んだら、本番前に曲が変更に(笑)」(志尊)

― 肝心の音楽やその演奏は、どのように作り上げていきましたか?

中条:

私は、これまでカラオケにほとんど行ったことがなかったのですが、役に決まった時、20人くらいの前で歌うことになって、緊張のあまり声が裏返りました(笑)。基礎のボイストレーニングから始め、ニノらしさを声に出していく試行錯誤中で、段々と歌うことが好きになって。屋上でニノが歌う(アカペラで)シーンも、すごく気持ちよかったです!!

志尊:

僕はピアノもギターも初めてでしたが、少し弾けるようになると、嬉しくて楽しくて。最初、ピアノで弾くフレーズを1日で覚えられたのが嬉しくて、そのまま秋葉原にキーボードを買いにいき、練習して、勢い込んで撮影に臨んだら、本番前に曲が変更になって(笑)。どうにか1時間でマスターしました

小関:

僕は元々よくギターを弾いていましたが、今回はベースなので、グウィ~ンと音を鳴らすテクニック等々がまた違い、泣きたくなるくらい大変でした(笑)。ちょうど舞台をやっていたので、休憩の度に楽屋に戻り、イギリス人役の衣装のまま練習して。あやみちゃんは元々ピアノが弾けるから、ギターの上達も早かったんじゃない?

中条:

確かにそうかもしれないな。私、撮影初期に初めてバンドで演奏した時、思わず感動して泣いちゃった(笑)。バンドってこんなに気持ちがいいのかって、色んな思いが溢れて、感動がそこで完結しちゃった感じ(笑)?

志尊:

完結するのは早いよ(笑)。でも、すごく分かる! 僕たちみんな元々音楽が大好きだったのも良かったよね。後半はもう、現場で誰かしら歌ったり演奏していたね

「曲に乗せて感情がグワ~ッと動きだす躍動感が流れ込むシーンで、すごく印象に残っています」(小関)

― 恋のドキドキが満載の映画ですが、どんなシーンのドキドキが心に残っていますか?

小関:

ユズたちのバンド“イノハリ”の演奏をモモがテレビで見るシーンは、3人が直接は交わらないけれど、大きく物語が動き始める。曲に乗せて感情がグワ~ッと動きだす躍動感が流れ込むシーンで、すごく印象に残っています

志尊:

僕は泣きながら自転車で走っていくシーンが……本当に苦しくて大変だった。しかもその後、海に飛び込むという……

中条:

あのシーンは本当に切ないね~

志尊:

各々が本当に思っていることを伝えられず、違うことを言ってしまう、その歯がゆさにドキドキするというか。そんな3人が決意するまでの感情の揺れが、いいんです。結末は映画オリジナルでもあるので、大いにドキドキしてください!

中条:

私はラストのライブシーンに最もキュンとしました。それまでは、みんな色んな思いを抱いて演奏していたけれど、あのライブは全員がバンドのため、歌のため、音楽のため一つに繋がれて。少し切ないけれど、本当に感動しました!

Profile

中条あやみ 女優 1997年生まれ、大阪府出身。雑誌「Seventeen」の専属モデルとして活躍後、12年に女優デビュー。『劇場版 零~ゼロ~』(14)で初主演。主な出演作に『セトウツミ』(16)、『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』(17)など。主演作『3D彼女 リアルガール』が18年に公開予定。 志尊 淳 俳優 1995年生まれ、東京都出身。『烈車戦隊トッキュウジャー』(14)で注目される。主な出演作に『サバイバルファミリー』『帝一の國』(共に17)など。TVドラマ「きみはペット」(17)や舞台「春のめざめ」などにも出演し、多方面で活躍中。新作は『探偵はBARにいる3』(12/1金公開)。 小関裕太 俳優 1995年生まれ、東京都出身。NHK「天才てれびくんMAX」(06~08)のテレビ戦士として活躍するなど、子役として俳優活動をスタート。主な出演作に『Drawing Days』(15)、『ドロメ』(16)、TVドラマ『恋がヘタでも生きてます』(17)など。新作に『ちょっとまて野球部!』(18年1/27土公開)、『曇天に笑う』(18年3/21祝公開)がある。
撮影=YOONCHONGSOO 取材・文=折田千鶴子 スタイリスト=岩田巧(中条)、手塚陽介(志尊)、川田力也(es-quisse/小関) ヘアメイク=横山雷志郎(Yolken/中条)、仲田須加(志尊)、Emiy(小関)
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