舞台「闇に咲く花」8K上映会
©こまつ座
【ストーリー】
井上ひさし生誕90周年となる2024年。座付作者井上ひさしに関係する作品のみを専門に上演する制作集団「こまつ座」の作品が8K映像で登場です!今回上映する『闇に咲く花』は、1987年に昭和庶民伝三部作の第二弾として初演を迎え(第一弾は『きらめく星座』、第三弾は『雪やこんこん』)、その後89年、99年、01年、08年、12年と再演されている作品です。演出は、井上作品には欠かせない栗山民也。神主・牛木公麿に第27回読売演劇大賞男優賞受賞の山西惇。その息子・健太郎を「母と暮せば」で第73回文化庁芸術祭演劇部門新人賞を受賞し、今飛ぶ鳥を落とす勢いの松下洸平が務めます。日本人としての戦争責任の問いかけというテーマは、今の戦争体験のない世代に向けて再考すべき井上ひさしからの課題とも言えます。本作は戦後の混乱を必死に生き抜く庶民の姿と、「記憶」をめぐって展開する物語から、日本人がなくした何かを教えてくれ、全編を彩るどこか懐かしいギターの音色は昨今のコロナ禍で疎遠になった「生」で体感することの意義を再確認させてくれるはずです。 いま、この物語を伝えたい。戦争を自身の「記憶」として持たない世代へ…。重厚なテーマながらも、展開される会話には笑いあり涙あり。すっと心に馴染む悲喜劇としてお届けします。
| 【公開日】 | 2024年1月6日 |
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