
映画業界に関わる著名人の方々に、様々な角度やテーマで映画にまつわるお話をまとめました。
清水 美依紗歌手・ミュージカル俳優
わたしは録りながら映像を観ていましたが、心が動く瞬間が前作よりもたくさんあって、共感する部分もすごくたくさんありました。観る角度によって本当に受け取り方が変わって見える作品だし、どの世代の方が観ても心に響く部分があるんじゃないかなって思いました。全人類に観てほしいです(笑)!
グリンダはチャーミングなところはそのままに、思い付いたことをどんどん口に出してしまうようなところがあって。どこか雲の上の存在のように感じていたんですが、今回の収録を経て、ぐっと身近な存在になったというか、普通の女の子のような感情もちゃんと持っているんだなと感じました。自分も共感する部分がグリンダに対してあったので、身近な存在として自然な気持ちで声を当てさせていただけたのかなと思います。
今回、前作を踏まえてグリンダの成長がより深く描かれていると感じました。その変化がグリンダの新曲によく表れていると思うんです。あまり細かいことを話すとネタバレになってしまうかもしれませんが、あの曲には彼女の揺れや葛藤がしっかりと込められていて、自分の日常と重ねた時、同じような気持ちがわたしの中にも無数に転がっていると思いました。だからこそ前作よりも身近な存在に感じられました。
わたしはグリンダみたいな存在にすごくあこがれるんです。キラキラしていて、とてもチャーミングで、いるだけでみんなが明るく笑顔になるような存在。そういう人が近くにいると素敵だな、わたしもこういう人になりたいなと思うんです。グリンダは自分をしっかり持っている子じゃないですか。
わたしは人の意見や考え、表情に影響されやすいので、そういう意味でもグリンダの真っ直ぐさにあこがれます。ピンクのお洋服を着て「かわいいな」と思ったり、女性としてのあこがれもあるんですけど、そんなグリンダでも、わたしたちが悩むようなことにしっかり向き合っているんだと感じられて、とても勇気をもらいました。ふと人間らしさが垣間見えたりするところも含めて、とても惹きつけられました。
家で観るのと全然違って、没入感が素晴らしいですよね。私自身も前作のの『ウィキッド ふたりの魔女』は特に映画館で観ることの素晴らしさを感じましたし、たくさんの人が映画館へ観に行ってくれてうれしかったです。
映画館にはよく行きます。一番後ろの席によく座るのですが、それは映画を観る上で特にこだわりがあるわけじゃなくて、舞台なども後ろから観ることが好きなんです。見渡す感じがいいんですよね。あとは、ポップコーンもハーフ&ハーフで食べます。(笑)
人との向き合い方や考え方、人からの見え方、見られ方について考えさせられる作品だなと感じました。人って、見たい人のことを見るし、信じたい人のことを信じるし、つい、見られたい自分を演じてしまうものだと思うんです。わたしはこの作品を観た時に、どう自分らしくいるのか、自分の正直な気持ちを大切にすることってすごく大事だなって改めて感じました。
これからは、恐れずに挑戦を続けて行きたいなと思いました。それこそわたしは自分の評価や、人からどう見られているのかをすごく気にしてしまうタイプで。やりたいことは山ほどあるのですが、それを口に出した時にまわりからどういう言葉が返って来るかなと考えてしまうんです。
でも、そういう自分だからこそ、可能性を自分で狭めてしまうなということも気づいているんです。だからこそ立ち止まらずに突き進んでいきたいですし、挑戦し続けて、学び続けたいなと思っています。
人生の中で、自分がやりたいことに挑戦できるタイミングがたくさん用意されているわけではないですよね。今しかできないタイミングはあると思うので、まわりを気にしてしまうとは思うけど、しっかりチャレンジしていきたいです。
海外で楽曲のリリースをしてみたいです。海外のクリエイティブチームと楽曲を作りたいと思っています。わたしは今歌手もやっているので、そういう方たちと出会い、いろいろな音楽の幅を広げていきたいというひとつの夢があるので、叶うように頑張っていきたいです。

BIOGRAPHY
2000年3月10日生まれ、三重県出身。18歳でNYへ単身留学、ミュージカルを学ぶ。22年メジャーデビューしたのちオリジナル楽曲を立て続けにリリース。ミュージカルの近年の主な出演作に『ビートルジュース』リディア役、『ジョジョの奇妙な冒険 ファントム・ブラッド』エリナ役、『レ・ミゼラブル』エポニーヌ役、『のだめカンタービレ』シンフォニックコンサート!三木役など。